主に事業承継と経営の相談のために、セカンドオピニオンのご契約をしていただいている会社があります。
その会社の株主名簿には経営に関与している社長親族以外の方の名前が何人かありました。
後継者であり社長のご子息である常務に話を聞いてみたところ、遠い親戚や社長の昔の友人であることが判明しました。
さらに、そのうちの何人かはすでに亡くなられているとのことです。
この問題は、現状すぐに何かトラブルになるということが基本的にはないため、放置してしまいがちになりますが、事業承継により後継者に議決権を集中させたい場合などには必ず問題が発生してきます。
また、多くの場合、後継者の方はこれらの遠い親戚や社長の昔の友人との関係が薄く、このようになった事情や経緯は社長にしかわかりません。
社長に相談できるうちに事情や経緯を整理して早めに対策をするべきでしょう。
—————————————————————————————————
豊中市、大阪市、八尾市を中心に活動している坂田直也税理士事務所です。
法人顧問業務はもちろん、事業承継・組織再編(合併・会社分割・株式交換・株式移転・現物出資・事業譲渡)などの法人スポット業務や相続対策などの個人スポット業務、足りない部分を補う形でのセカンドオピニオンの対応も可能です。どんなことでもお気軽にご相談ください。